This Archive : 2010年01月
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2010.01.25 *Mon
先日本屋でピアニスト、ヴィルヘルム・バックハウスについて、評論家の宇野功芳先生の名文に久々に接することができました。
「78歳の老ピアニストにはアン・デア・ウィーン劇場につめかけた聴衆さえ目に入らず、ひたすらベートーヴェンの音楽と対話し、…」
「特別な表現は何ひとつつけ加えず、悟り切った禅僧のように淡々と弾き上げてゆく。
眉ひとつ動かさず、うまそうなところは一ヶ所とてなく、…」
そして
「巧まずして出てくる深い内容」「いぶし銀の味」
また
「長い音符では鍵盤に置かれた指を、念を押すように2、3回押し直す。」
「彼の澄み切った心がピアノを弾く姿にすべて映し出されているのだ。」
…云々
この2ページのために2,000円する本をその場で買ってしまいました。
四賀
「78歳の老ピアニストにはアン・デア・ウィーン劇場につめかけた聴衆さえ目に入らず、ひたすらベートーヴェンの音楽と対話し、…」
「特別な表現は何ひとつつけ加えず、悟り切った禅僧のように淡々と弾き上げてゆく。
眉ひとつ動かさず、うまそうなところは一ヶ所とてなく、…」
そして
「巧まずして出てくる深い内容」「いぶし銀の味」
また
「長い音符では鍵盤に置かれた指を、念を押すように2、3回押し直す。」
「彼の澄み切った心がピアノを弾く姿にすべて映し出されているのだ。」
…云々
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四賀
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